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コーポレートカラー/深縹(こきはなだ)について
深縹(こきはなだ) 日本古来の伝統色である縹色(はなだいろ)は明るい薄青色のことを指しています。 後漢時代の辞典では「縹」は「漂/薄青色」と同義とされています。
また縹色は、露草の花びらから搾り取った汁を染料と使っていた色であり、花色、月草色、千草色、露草色などの別称は全て露草を表しています。
深縹(こきはなだ)は藍染の色の中で最も濃い深い和色です。
落ち着いてどっしりとした勇壮な日本の伝統色として、着物や和紙の文化等に代表される色文化に深く溶け込み育ててきました。日本の色の原点ともいえる藍の栽培や染色が盛んになる端緒を開いてきた重要な色だとも言えるでしょう。
縹色(はなだいろ)には4種類あり、濃い方から順に
深縹(こきはなだ)16進表記 #2a4073
中縹(なかのはなだ)16進表記 #3F729F
次縹(つぎのはなだ)16進表記 #618BAD
浅縹(うすきはなだ)16進表記 #84b9cb
となっており、
白縹(しろきはなだ・しろはなだ/16進表記 #A3D8F6)を加える場合もあるようです。
色の濃度により、浅縹、縹色、中縹、深縹、あるいは白縹のように、細かく呼び名が変わるところに、日本文化の奥ゆかしさを感じます。 もともと植物の染めは、濃く染めるほど手間と経費がるため、濃い色ほど位の高い人が着ることになっていたようですが、藍染といえば深い紺色が普通になり、江戸時代には一般的にも広く愛用され一般的に使われるポピュラーな色となってきました。
         
深縹
(こきはなだ)
中縹
(なかのはなだ)
次縹
(つぎのはなだ)
浅縹
(うすきはなだ)
白縹
(しろきはなだ)

カンショクでは、この日本文化の伝統色である深縹(こきはなだ)をコーポレートカラーとし、 縹色の系統をはじめ日本の伝統色を積極的に取り入れ、日本の良き豆腐文化として発信し、皆様の豊かな食生活に一層貢献できるよう強く願っています。

2016年9月
株式会社カンショク
代表取締役社長
秋山益廣